肩こりに伴ういろいろな症状

肩こりと吐き気

肩こりがあまりにひどいため、吐き気をもよおし、ついには吐いてしまう・・・というかたもいらっしゃいます。これは、かなり重症で本人も非常に辛いと思います。仕事や勉強、家事なども手につかなくなってしまいます。

 

この場合の多くは、肩こりからまず頭痛になり、その頭痛が激しいために吐き気をもよおすというケースです。頭痛が激しいと気持ち悪くなる場合がありますよね。結果的には肩こりからくる頭痛が原因なわけですが、頭痛を伴わずに、肩こりが直接吐き気に結び付くということは、ほとんどないようですね。

 

ただし、肩こりから頭痛になり、吐き気をもよおしたように感じた場合であっても、もしかすると原因は肩こりでない場合があります。怖いのは、脳の腫瘍や病気です。脳に腫瘍や病気があると、吐き気をともなうことが多いので注意が必要です。

 

本来は脳に原因があるにもかかわらず、たまたま肩こりもひどいという性質であったために、頭痛も吐き気も肩こりのせいにしてしまい、治療が遅れてしまうというケースは多々見受けられます。ですから、頭痛による吐き気は要注意なのです。

 

同様に、めまいがする場合、動悸がする場合、痛みが治まるどころか日増しに強くなっていく場合、指先や手、腕、足先、足、などにしびれを感じる場合には、すぐにでも病院へ行くことをお勧めいたします。

 

同時に肩こりを併発しているからといって、全てを肩こりのせいにするのは、あまりにも危険だということを覚えておいてください。